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酌交
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くみかわ
ふりがな文庫
“
酌交
(
くみかわ
)” の例文
と是れから酒を
酌交
(
くみかわ
)
せ、橋本幸三郎が
彼
(
か
)
の老人にも御馳走を致し、翌日
腕車
(
くるま
)
で瑞穂野村なる万福寺へ参って見ると、樹木繁茂致し、また一面に田畑も見晴しの
好
(
よ
)
い処で
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
このお正月は御男子御出生と二つお目出度が
重
(
かさな
)
り、京の初春もわがものと
思召
(
おぼしめ
)
し、ひとしお御一家の笑声も華やかに、昔の遊び仲間も集り、都の極上の酒を
酌交
(
くみかわ
)
し、とかく楽しみは京の町人
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
と
打連立
(
うちつれだ
)
って
家
(
うち
)
を
立出
(
たちい
)
で、笹屋へ上り込み、差向いにて酒を
酌交
(
くみかわ
)
し
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
前祝いに一杯やろうと夫婦
差向
(
さしむか
)
いで
互
(
たがい
)
に
打解
(
うちと
)
け
酌交
(
くみかわ
)
し、
最
(
も
)
う今に八ツになる頃だからというので、女房は戸棚へ
這入
(
はい
)
り、伴藏一人酒を飲んで待っているうちに、八ツの鐘が忍ヶ岡に響いて聞えますと
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
酌
常用漢字
中学
部首:⾣
10画
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
“酌”で始まる語句
酌
酌量
酌婦
酌取
酌人
酌女
酌器
酌採
酌取女
酌源堂