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鄭和
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ていか
是れ永楽帝の
懼れ
憂うるところたらずんばあらず。
鄭和の
艦を
泛めて遠航し、
胡濙の
仙を
索めて遍歴せる、密旨を
啣むところあるが如し。
鄭和は
王景弘等と共に
出て
使しぬ。和の
出づるや、帝、
袁柳荘の子の
袁忠徹をして
相せしむ、忠徹
曰く可なりと。
建文
未だ死せず、従臣の
中、
道衍金忠の輩の如き策士あって、西北の
胡兵を借るあらば、天下の事知る可からざるなり。
鄭和胡濙の
出づるある、
徒爾ならんや。