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遣物
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つかいもの
ふりがな文庫
“
遣物
(
つかいもの
)” の例文
そのお祝に、御教訓をかねてお
遣物
(
つかいもの
)
になさるつもり、まずまあ早くいってみりゃ、油断が起って
女狂
(
おんなぐるい
)
、つまり
悪所入
(
あくしょばいり
)
などをしなさらぬようにというのじゃ。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なんて
瞞
(
ごま
)
かし込み、
宜
(
い
)
い程に挨拶を致し、
終
(
しまい
)
には何かお
遣物
(
つかいもの
)
をしよう、何を遣ったら宜かろう、
八崎
(
はっさき
)
から幸い
好
(
よ
)
い鮎が来たから贈りたいものだと云うので
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
士「あゝ、
草臥
(
くたびれ
)
たから少し腰を掛けさせてくれ…其の
金襴
(
きんらん
)
の莨入を
遣物
(
つかいもの
)
にしたいと思うが見せろ」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其の方へ
遣物
(
つかいもの
)
や、何や
彼
(
か
)
やで沢山物も掛りました、永い間あのお刀ゆえ若旦那の御辛苦というものは一通りでは御座いませんでしたが、急に当廿日までに芝のお屋敷へ御帰参に極りました
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“遣”で始まる語句
遣
遣瀬
遣口
遣戸
遣手
遣繰
遣切
遣方
遣場
遣付