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過剰
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くわじよう
ふりがな文庫
“
過剰
(
くわじよう
)” の例文
旧字:
過剩
芸術は生活の
過剰
(
くわじよう
)
ださうである。
成程
(
なるほど
)
さうも思はれぬことはない。しかし人間を人間たらしめるものは常に生活の過剰である。僕等は人間たる尊厳の為に生活の過剰を作らなければならぬ。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
又、ただそんな理窟ばつた
因縁
(
いんねん
)
ばかりではなく、彼は心からこの花を愛するやうに思つた。その
豊饒
(
ほうぜう
)
な、
杯
(
さかづき
)
から
溢
(
あふ
)
れ出すほどの
過剰
(
くわじよう
)
な美は、
殊
(
こと
)
にその紅色の花にあつて彼の心をひきつけた。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
剰
常用漢字
中学
部首:⼑
11画
“過”で始まる語句
過
過失
過去
過日
過般
過言
過程
過敏
過越
過誤