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くわじよう
ふりがな文庫
“くわじよう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
過剰
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
過剰
(逆引き)
芸術は生活の
過剰
(
くわじよう
)
ださうである。
成程
(
なるほど
)
さうも思はれぬことはない。しかし人間を人間たらしめるものは常に生活の過剰である。僕等は人間たる尊厳の為に生活の過剰を作らなければならぬ。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
又、ただそんな理窟ばつた
因縁
(
いんねん
)
ばかりではなく、彼は心からこの花を愛するやうに思つた。その
豊饒
(
ほうぜう
)
な、
杯
(
さかづき
)
から
溢
(
あふ
)
れ出すほどの
過剰
(
くわじよう
)
な美は、
殊
(
こと
)
にその紅色の花にあつて彼の心をひきつけた。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
くわじよう(過剰)の例文をもっと
(2作品)
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