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遇々
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たま/\
ふりがな文庫
“
遇々
(
たま/\
)” の例文
滅多にそんな機会などのある筈もなかつたのだが、誰彼の差別もなく
遇々
(
たま/\
)
美しい女性に相対すると、わけもなく全身の血潮が頭に逆上して来て、決して当り前の口が利けなかつた。
女に臆病な男
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
なしければ清兵衞は弟に向ひ長兵衞是は我等が女房なり以後
心安
(
こゝろやす
)
く頼む又
遇々
(
たま/\
)
來りしに
兄嫁
(
あによめ
)
などと思ひ
遠慮
(
ゑんりよ
)
しては
面白
(
おもしろ
)
からず
平
(
ひら
)
に心安くなし呉よ
若
(
もし
)
供
(
とも
)
の
衆
(
しゆ
)
遠慮
(
ゑんりよ
)
があつては
惡
(
わる
)
い心安く
御頼
(
おたの
)
み申と兄弟中の
水入
(
みづい
)
らず
献
(
さし
)
つ
酬
(
おさ
)
へつ
良
(
やゝ
)
暫
(
しば
)
し
酒宴
(
しゆえん
)
にこそは及びけれ
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
遇
常用漢字
中学
部首:⾡
12画
々
3画
“遇”で始まる語句
遇
遇洪而開
遇待
遇然
遇妻川
遇変不眊