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逸疾
ふりがな文庫
“逸疾”の読み方と例文
読み方
割合
いちはや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちはや
(逆引き)
逸疾
(
いちはや
)
く出発して行くのもいた。塩魚売りも、
冶師
(
やし
)
も、
飴屋
(
あめや
)
も、
生姜
(
しょうが
)
売りも、姿は見えなかった。明日は珍富と大和に市が立つ。
蕎麦の花の頃
(新字新仮名)
/
李孝石
(著)
一掴み馬上に
掻遣
(
かいや
)
り、片手に手綱を控えながら、
一蹄
(
いってい
)
三歩、懸茶屋の前に来ると、
件
(
くだん
)
の異彩ある目に
逸疾
(
いちはや
)
く島野を見着けた。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と言い懸けて、渋茶にまた舌打しながら、円い茶の子を口の
端
(
はた
)
へ持って
行
(
ゆ
)
くと、さあらぬ
方
(
かた
)
を見ていながら天眼通でもある事か、
逸疾
(
いちはや
)
くぎろりと見附けて
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
逸疾(いちはや)の例文をもっと
(6作品)
見る
逸
常用漢字
中学
部首:⾡
11画
疾
常用漢字
中学
部首:⽧
10画
“逸”で始まる語句
逸
逸早
逸物
逸見
逸話
逸品
逸足
逸散
逸楽
逸事
“逸疾”のふりがなが多い著者
李孝石
泉鏡花