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迯
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のが
ふりがな文庫
“
迯
(
のが
)” の例文
自分の生活、汚れた生活、洗濯しても洗濯甲斐のないやうな生活——その生活から
迯
(
のが
)
れ度い。今まで逢つて居た総ての人達の眼から離れ度い。
百日紅
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
と、忽ち、秋三は安次を世話する種々な煩雑さから
迯
(
のが
)
れようとしていた今迄の気持がなくなって、ただ、勘次の家を一日でも苦しめてみることに興味を持った。
南北
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
傳吉は聞及び幸ひ上臺の
家
(
いへ
)
斷絶
(
だんぜつ
)
を
嘆
(
なげ
)
く折柄故其男子に傳吉より
憑司
(
ひようじ
)
が田地の外に
若干
(
じやくかん
)
の地を
遣
(
つかは
)
し上臺の家を
相續
(
さうぞく
)
成
(
なさ
)
しめける眞に傳吉が行ひは
孝道
(
かうだう
)
と信義との徳にて無實の罪に
落入
(
おちいり
)
たるも死を
迯
(
のが
)
れ一生を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
迯
部首:⾡
9画
“迯”を含む語句
迯出
迯込
取迯
迯亡
迯去
迯行
迯道
云迯
持迯
迯了
迯入
迯失
迯戻
迯歸
迯𢌞
高迯