“返々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かへす/″\75.0%
かえすがえす25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妻の事は亀山よりの左右さう次第に藤井太郎右衛門と云し者に首をはねよ、此事返々かへす/″\露洩つゆもらすなよと、せいしをかゝせ、廿二日夜をこめつゝ名残をしくも宿を出て、亀山へいそぎ侍るに
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
口傳相承くでんさうしようの事は、此辨公このべんこうちう使僧日昭しそうにつせう)にくはしく申ふくめて候。すなはち如來使によらいのつかひなるべし。返々かへす/″\も信心候べし。天照大神はたまをそさのをのみこにさづけて、たまごとくのをまふけたり。
怒りあらそひて其心に逆ふべからず。女は夫を以て天とす。返々かえすがえすも夫に逆ひて天の罰を受べからず。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)