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軽躁
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かるはずみ
ふりがな文庫
“
軽躁
(
かるはずみ
)” の例文
旧字:
輕躁
移気、
開豁
(
はで
)
、
軽躁
(
かるはずみ
)
、それを高潔と取違えて、意味も無い外部の美、それを内部のと混同して、
愧
(
はず
)
かしいかな、文三はお勢に心を奪われていた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
それが
心配
(
しんぺえ
)
でござります、そんだから苦労でござりますから、斯うやって
此処
(
こけ
)
え
参
(
めえ
)
ったのです、どうか
軽躁
(
かるはずみ
)
な事をして
参
(
めえ
)
るような事がござりましたら
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
そんでも怨みもしねえで
母様
(
かゝさま
)
を
大事
(
でいじ
)
にする、あんな
温順
(
やさしげ
)
な人はねえと噂をして居りやんすよ、どうかマア
軽躁
(
かるはずみ
)
の心を出さなければ
好
(
え
)
いと
心配
(
しんぺい
)
して居りやんすから
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お勢は実に
軽躁
(
かるはずみ
)
で有る。けれども、軽躁で無い者が軽躁な事を
為
(
し
)
ようとて為得ぬが如く、軽躁な者は軽躁な事を為まいと思ッたとて、なかなか
為
(
し
)
ずにはおられまい。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
年寄子供を
扣
(
ひか
)
えて
軽躁
(
かるはずみ
)
な事がなければ
宜
(
よ
)
いがと思って居ます処の、
昨日
(
きのう
)
私が
処
(
とけ
)
えねえ……少し家へ来られねえだけれども、逢いてえッて来た様子が誠に案じられますから
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
眼を
引附
(
ひきつ
)
ける時に来て死水を取れば、誰が何と云っても貴方の
家
(
うち
)
に極って居るから、腹の立つ事も有りましょうが、子供や
私
(
わし
)
に免じて何うぞ
軽躁
(
かるはずみ
)
な事を
為
(
し
)
ねえようにしてお呉んなせいよ
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“軽躁(軽躁病)”の解説
軽躁病(けいそうびょう、en: Hypomania)について解説する。
『精神障害の診断と統計マニュアル第4版』(DSM-IV)には、気分障害の特徴の1つに、「軽躁病エピソード」があり、このエピソードを含む場合には双極II型障害に診断されることがある。また「軽躁病エピソード」を満たさない軽躁状態は気分循環性障害とされることがある(詳細については双極性障害を参照)
(出典:Wikipedia)
軽
常用漢字
小3
部首:⾞
12画
躁
漢検1級
部首:⾜
20画
“軽躁”で始まる語句
軽躁浮薄
軽躁行為
軽躁者
軽躁不遜
軽躁惰弱
軽躁詭激
軽躁飄逸