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転封
ふりがな文庫
“転封”の読み方と例文
読み方
割合
てんぽう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんぽう
(逆引き)
後に再び川越に
転封
(
てんぽう
)
され、そのまま幕末に遭遇した、流転の間に落ちこぼれた一藩の人々の遺骨、
残骸
(
ざんがい
)
が、草に倒れているのである。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
家康が
濃州
(
のうしゅう
)
金山
(
かなやま
)
の城主
森忠政
(
もりただまさ
)
を信州川中島に
転封
(
てんぽう
)
したおり、その天守閣と
楼櫓
(
やぐら
)
とを時の犬山城主石川光吉に与えた、それを
明
(
あく
)
る年の五月に木曾川を
下
(
くだ
)
してこの犬山に運び
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
大阪冬の陣の媾和には、初め家康から、一、浪人赦免、二、秀頼
転封
(
てんぽう
)
の二条件を提議し、大阪方からは、一、淀君質として東下、二、諸浪人に俸禄を給するために、増封の二条件を回答した。
大阪夏之陣
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
転封(てんぽう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“転封”の解説
転封(てんぽう)は、知行地、所領を別の場所に移すことである。国替(くにがえ)、移封(いほう)とほぼ同義である。
史料上は「国替」、「所替」(ところがえ)、「得替」(とくたい)等が使用された。
(出典:Wikipedia)
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
封
常用漢字
中学
部首:⼨
9画
“転”で始まる語句
転
転婆
転寝
転覆
転訛
転倒
転々
転輾
転生
転嫁
検索の候補
御転封
廻転封輪
“転封”のふりがなが多い著者
柳田国男
北原白秋
菊池寛
泉鏡花