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身体中
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からだぢゆう
ふりがな文庫
“
身体中
(
からだぢゆう
)” の例文
旧字:
身體中
彼の
身体中
(
からだぢゆう
)
を調べました。がどこにも、子豚は隠れてゐません。まつたく彼が子豚の鳴き声をまねたのでした。
エミリアンの旅
(新字旧仮名)
/
豊島与志雄
(著)
絹針は三日三晩悲鳴を上げて泣きつゞけたお姫様の
身体中
(
からだぢゆう
)
をば血の流れと共に
循
(
めぐ
)
り
巡
(
めぐ
)
つて、とう/\心の臓を突破つて、お姫様を殺してしまつたとか云ふ話を聞いた。
海洋の旅
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
実業家は当世人だけに、
他人
(
ひと
)
の話を立聴きするのが何よりの好物であつた。
談話
(
はなし
)
が儲け話か女の噂である場合には、とりわけ
身体中
(
からだぢゆう
)
を兎の耳のやうにして
偸
(
ぬす
)
み
聴
(
ぎき
)
をした。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「でも洋服だからよかつたのです。これが和服だつたら
身体中
(
からだぢゆう
)
焼傷
(
やけど
)
をするところでした。」
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「
身体中
(
からだぢゆう
)
どこも
隠
(
かく
)
さないで
平気
(
へいき
)
で
見
(
み
)
せることさ。」
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“身体”で始まる語句
身体
身体付
身体検査
身体裝飾
身体髪膚
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身体軽
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身体効果