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路側
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みちばた
ふりがな文庫
“
路側
(
みちばた
)” の例文
すると今度は着物までも、汗の
濡
(
ぬ
)
れ通ったのが気になったから、やはり必死に駈け続けたなり、羽織を
路側
(
みちばた
)
へ脱いで捨てた。
トロッコ
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
路側
(
みちばた
)
のさまざまの商店やら
招牌
(
かんばん
)
やらが走馬燈のように眼の前を通るが、それがさまざまの美しい記憶を思い起こさせるので好い
心地
(
ここち
)
がするのであった。
少女病
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
ここは
路側
(
みちばた
)
である
風は草木にささやいた:01 風は草木にささやいた
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
良平は
少時
(
しばらく
)
無我夢中に線路の側を走り続けた。その内に
懐
(
ふところ
)
の菓子包みが、邪魔になる事に気がついたから、それを
路側
(
みちばた
)
へ
抛
(
ほ
)
り出す
次手
(
ついで
)
に、
板草履
(
いたぞうり
)
も其処へ脱ぎ捨ててしまった。
トロッコ
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
側
常用漢字
小4
部首:⼈
11画
“路”で始まる語句
路
路傍
路次
路地
路端
路易
路銀
路用
路々
路地口