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跌
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つま
ふりがな文庫
“
跌
(
つま
)” の例文
そうして、日記の白いままに八月に入ったある朝、——
跌
(
つま
)
ずいた夢でも見たのであろう、私は眼が
覚
(
さ
)
めると、私はいつものように壁に
射
(
さ
)
した
影
(
かげ
)
を見ていた。浅黄色の美しい夜明けだ。
清貧の書
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
見出し
驚
(
おどろ
)
き申候
然
(
さ
)
れば昨夜
跌
(
つま
)
づきしは
全
(
まつ
)
たく
殺害
(
せつがい
)
されし者と初めて心づき候因て殺し人は外に御座候はん
恐
(
おそれ
)
ながら此儀
御賢慮
(
ごけんりよ
)
願
(
ねが
)
ひ奉つるといふをも
待
(
また
)
ず小野寺源兵衞席を進み
聲
(
こゑ
)
荒
(
あら
)
くいかに傳吉
汝
(
おのれ
)
邪辯
(
じやべん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ただひとり母だけは、
跌
(
つま
)
ずき勝ちな私に度々手紙をくれて
叱
(
しか
)
って云う事は、——
清貧の書
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
跌
漢検1級
部首:⾜
12画
“跌”を含む語句
蹉跌
大蹉跌
一蹉跌
磋跌
跌倒
跌宕
跌踢
躓跌