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趺座
ふりがな文庫
“趺座”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あぐら
66.7%
ふざ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぐら
(逆引き)
「あらッ!」とお宮は、入って来るからちょうど
真正面
(
まとも
)
にそっち向きに
趺座
(
あぐら
)
をかいていた柳沢の顔を見て
燥
(
はしゃ
)
いだように笑いかかった。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
というや、今までの豪傑は急に
狼狽
(
ろうばい
)
しはじめた。露出した
膝頭
(
ひざがしら
)
を気にして、
衣服
(
きもの
)
で
掩
(
おお
)
わんとしたり、あるいは
趺座
(
あぐら
)
をかいた足を幾分かむすび直し、正座の姿に移らんとした。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
趺座(あぐら)の例文をもっと
(2作品)
見る
ふざ
(逆引き)
此処から
来路
(
らいろ
)
を見かえると、
額縁
(
がくぶち
)
めいた
洞門
(
どうもん
)
に
劃
(
しき
)
られた宇治川の流れの断片が見える。金剛不動の
梵山
(
ほんざん
)
に
趺座
(
ふざ
)
して、下界
流転
(
るてん
)
の消息は唯一片、洞門を
閃
(
ひら
)
めき過ぐる川水の影に見ると云う趣。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
趺座(ふざ)の例文をもっと
(1作品)
見る
趺
漢検1級
部首:⾜
11画
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
“趺”で始まる語句
趺坐
趺
趺石
趺坐相
趺坐瞑目
趺跏量見智
検索の候補
結跏趺座
“趺座”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
近松秋江
徳冨蘆花
新渡戸稲造