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来路
ふりがな文庫
“来路”の読み方と例文
読み方
割合
らいろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らいろ
(逆引き)
来路
(
らいろ
)
を顧ると、
大島町
(
おおじままち
)
から
砂町
(
すなまち
)
へつづく工場の建物と、人家の屋根とは、堤防と夕靄とに隠され、唯林立する煙突ばかりが、
瓦斯
(
ガス
)
タンクと共に、今しも
燦爛
(
さんらん
)
として燃え立つ夕陽の空高く
放水路
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
此処から
来路
(
らいろ
)
を見かえると、
額縁
(
がくぶち
)
めいた
洞門
(
どうもん
)
に
劃
(
しき
)
られた宇治川の流れの断片が見える。金剛不動の
梵山
(
ほんざん
)
に
趺座
(
ふざ
)
して、下界
流転
(
るてん
)
の消息は唯一片、洞門を
閃
(
ひら
)
めき過ぐる川水の影に見ると云う趣。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
来路(らいろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“来路”の意味
《名詞》
それまで通ってきた道。
それまでの経過。
(出典:Wiktionary)
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“来”で始まる語句
来
来年
来迎
来世
来客
来賓
来春
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来目路
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徳冨健次郎
徳冨蘆花
永井荷風