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赫耀
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かくよう
ふりがな文庫
“
赫耀
(
かくよう
)” の例文
すべての国の弱き者、しいたげられおる者のために、その希望たり
楯
(
たて
)
たる特性すなわちこれである。こはこの大英国の栄光中最も
赫耀
(
かくよう
)
たる霊彩を
貧乏物語
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
時に、一粒の愛、ジェニュインな金剛石の輝きは、高い遠い光明を放って、生活全体を、
赫耀
(
かくよう
)
たる光体にする。
日記:09 一九二三年(大正十二年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
自由豪放な青春の気はその
疲
(
つか
)
れた肉体や、
衰
(
おとろ
)
えた精神に金蛇銀蛇の
赫耀
(
かくよう
)
たる光をあたえる。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
後にも先にも、氏が当夜の如く気高く、若く、美しく、
赫耀
(
かくよう
)
としてゐたことはなかつた。
青春物語:02 青春物語
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
喉
濶
(
ひろ
)
く牙大にしてこの騎士を撃たんと
前
(
すす
)
む、両足獅のごとく尾不釣合に長く、首尾の間確かに二十二足生え、
躯
(
み
)
酒樽に似て日に映じて
赫耀
(
かくよう
)
たり、その眼光りて
浄玻璃
(
じょうはり
)
かと怪しまれ
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
赫
漢検準1級
部首:⾚
14画
耀
漢検準1級
部首:⽻
20画
“赫”で始まる語句
赫
赫々
赫怒
赫灼
赫奕
赫燿
赫映姫
赫光
赫土
赫然