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赤兄
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あかえ
ふりがな文庫
“
赤兄
(
あかえ
)” の例文
皇子に仕えている重臣はみんな天智帝以来の高位高官で、蘇我
赤兄
(
あかえ
)
、中臣金、蘇我果安、巨勢人、紀大人、この五人が特別重臣。
安吾の新日本地理:07 飛騨・高山の抹殺――中部の巻――
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
また妃
山辺皇女
(
やまべのひめみこ
)
殉死の史実を随伴した一悲歌として永久に遺されている。
因
(
ちなみ
)
に云うに、山辺皇女は天智天皇の皇女、御母は蘇我
赤兄
(
あかえ
)
の
女
(
むすめ
)
である。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
蘇我の馬子の孫である
赤兄
(
あかえ
)
が、斉明天皇の失政として
水城
(
みずき
)
石城
(
いわき
)
等の築造や軍需の
積聚
(
せきしゅう
)
を攻撃しているごとき、明らかにこれを証示するものである。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
黒い素袍を着た大きな大きな魚が王様の前へ出て来た、傍の者に聞くと、あれは
赤兄
(
あかえ
)
公じゃと云うてくれた。
放生津物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
大柔
(
おおぬ
)
ノ
媛
(
いらつめ
)
は、蘇我ノ
赤兄
(
あかえ
)
の二番目の娘で、ことし十八になる。
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
赤
常用漢字
小1
部首:⾚
7画
兄
常用漢字
小2
部首:⼉
5画
“赤”で始まる語句
赤
赤児
赤子
赤蜻蛉
赤裸
赤銅
赤煉瓦
赤毛布
赤城
赤飯