トップ
>
貸本
>
かしほん
ふりがな文庫
“
貸本
(
かしほん
)” の例文
扨
(
さて
)
其黄昏
(
そのたそがれ
)
は、
少
(
すこ
)
し
風
(
かぜ
)
の
心持
(
こゝろもち
)
、
私
(
わたし
)
は
熱
(
ねつ
)
が
出
(
で
)
て
惡寒
(
さむけ
)
がしたから
掻卷
(
かいまき
)
にくるまつて、
轉寢
(
うたゝね
)
の
内
(
うち
)
も
心
(
こゝろ
)
が
置
(
お
)
かれる
小説
(
せうせつ
)
の
搜索
(
さうさく
)
をされまいため、
貸本
(
かしほん
)
を
藏
(
かく
)
してある
件
(
くだん
)
の
押入
(
おしいれ
)
に
附着
(
くツつ
)
いて
寢
(
ね
)
た。
怪談女の輪
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“貸本”の解説
貸本(かしほん)は、貸本屋(貸本店・レンタルブック店など)が貸し出す書籍および雑誌の総称である。また、そのような業種自体を指すこともある。本項では主に業種としての意味合いで「貸本」を解説する。
(出典:Wikipedia)
貸
常用漢字
小5
部首:⾙
12画
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
“貸本”で始まる語句
貸本屋