貴樣おまへ)” の例文
新字:貴様
もませ呉んと一同にて仕組しくみしことゆゑ千太郎の云ふ事を少しも聞入きゝいれず御養父がもしわからぬ叱言こごとを言れなば仲間一同にて引受ひきうけ貴樣おまへ御迷惑ごめいわくかけまじ一年にたゞ一度の參會故夫を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
もらくれよ此事首尾よく行かばれいは何程もなさんといふに與八は大いによろこびお高殿も最早もはや十六なれば男にの有るは知れた事こと貴樣おまへの男ぶりなれば出來る事は此與八が請合也うけあひなりと文を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)