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象戯
ふりがな文庫
“象戯”の読み方と例文
読み方
割合
しょうぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうぎ
(逆引き)
家康が入ってゆくと、そこの一隅に、
蝋燭
(
ろうそく
)
を一本立てて、
象戯
(
しょうぎ
)
をさしている男がある。見ると、そのひとりが又四郎だった。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
猴の
黠智
(
かっち
)
驚くべし、ある説に猟人
黐
(
もち
)
と
履
(
くつ
)
を備うるに猴その人の真似して黐を身に塗り履を
穿
(
は
)
きて捕わると、ムキアヌスは猴よく蝋製の
駒
(
こま
)
を識別し習うて
象戯
(
しょうぎ
)
をさすといった。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
私は、ふと
象戯
(
しょうぎ
)
をしたく思って、どうでしょうと誘ったら、深田久弥も、にこにこ笑いだして、気がるく応じた。日本で一ばん気品が高くて、ゆとりある合戦をしようと思った。
狂言の神
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
象戯(しょうぎ)の例文をもっと
(3作品)
見る
象
常用漢字
小5
部首:⾗
12画
戯
常用漢字
中学
部首:⼽
15画
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