“象形”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
うらかた	25.0%
かたち	25.0%
しょうけい	25.0%
カタド	25.0%

うらかた

象形（うらかた）に咲く罌粟（けし）の花。

晶子詩篇全集 (新字旧仮名) ／ 与謝野晶子(著)

かたち

その紙片は、ノートブックから離し取ったもので、鉛筆で次のような象形（かたち）が画かれてあった。

暗号舞踏人の謎 (新字新仮名) ／ アーサー・コナン・ドイル(著)

しょうけい

万太郎は生れて初めて、六本の黒い劃線（かくせん）を朱がつらぬいている象形（しょうけい）に一種の頼りを感じました。

江戸三国志 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

カタド

翁に対して、田主（タアルジ）——太郎次などゝ変りもした——が出る。此を田の持ち主と解釈する人もあるが、実は、田の精霊を象形（カタド）つたものだと思ふ。

田遊び祭りの概念 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)

“象形”の意味

《名詞》

ものの形をかたどること。

漢字の造字法の一つで、物の形をかたどって文字を作る方法。六書の一つ。象形により作られた漢字を象形文字という。
(出典:Wiktionary)

“象形”の解説

象形（しょうけい）とは、漢字の造字法である六書（りくしょ）の一つ。筆画を組み合わせて物の姿形をかたどることを言う。
「日」「月」「山」「川」などがある。
甲骨文字を見ると、そのほとんどが象形で作られており、歴史的に漢字の原型は象形文字にあると言える。
(出典:Wikipedia)

象	常用漢字 小５ 部首:⾗ 12画
形	常用漢字 小２ 部首:⼺ 7画