“黠智”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かっち60.0%
かつち40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猴の黠智かっち驚くべし、ある説に猟人もちくつを備うるに猴その人の真似して黐を身に塗り履を穿きて捕わると、ムキアヌスは猴よく蝋製のこまを識別し習うて象戯しょうぎをさすといった。
さて予の考うるは右の諸因のほかに兎が黠智かっちに富むのもまた悪獣と見られた一理由だろ。
アイモニエー曰く、猫往昔むかし虎に黠智かつちと躍越法を教えたがひとり糞を埋むる秘訣のみは伝えず、これをうらんで虎今に猫を嫉むとカンボジアの俗信ずと。
その餌をるに黠智かつち神のごとき故アフリカや太平洋諸島で殊に崇拝し、熊野の古老は夷神はその実鮫を祀りてかつお等を浜へ追い来るを祈るに基づくと言い、オランラウト人は鮫と鱷を兄弟とす