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黠
ふりがな文庫
“黠”の読み方と例文
読み方
割合
ずる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ずる
(逆引き)
性質すこぶる
黠
(
ずる
)
く常に群を成し小獣を榛中に取り囲み逃路に番兵を配りその王叫び指揮して一同榛に入り駆け出し伏兵に捕えしむ
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
兎は後脚が長くてすこぶる
迅
(
はや
)
く走りその毛色が住所の土や草の色と至って紛らわしき上に至って
黠
(
ずる
)
く、細心して観察した人の説にその狡智狐に
駕
(
が
)
すという。
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
雕物
(
ほりもの
)
した盆に蜜と
粳米
(
うるしね
)
を
和
(
ま
)
ぜて入れたのを食うべきだ、明日また使が来たらこう言いなさい、瓦師は物を
識
(
し
)
らぬと侮って、智馬と知りながら知らぬ
真似
(
まね
)
して凡馬の値で買うとは
黠
(
ずる
)
い
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
黠(ずる)の例文をもっと
(3作品)
見る
黠
漢検1級
部首:⿊
18画
“黠”を含む語句
狡黠
奸黠
黠智
奸黠老獪
桀黠
狡黠猖獗
狡黠鼠
蠅以癡。鼠以黠。
豪黠
黠児
黠虜
黠計
黠豪