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黠智
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かっち
ふりがな文庫
“
黠智
(
かっち
)” の例文
猴の
黠智
(
かっち
)
驚くべし、ある説に猟人
黐
(
もち
)
と
履
(
くつ
)
を備うるに猴その人の真似して黐を身に塗り履を
穿
(
は
)
きて捕わると、ムキアヌスは猴よく蝋製の
駒
(
こま
)
を識別し習うて
象戯
(
しょうぎ
)
をさすといった。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
さて予の考うるは右の諸因のほかに兎が
黠智
(
かっち
)
に富むのもまた悪獣と見られた一理由だろ。
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
太古ノア
巨船
(
アルク
)
に乗って洪水を免るるを、何がな災を好む天魔、
錐
(
きり
)
を創製して船側を穿ち水浸りとなる、船中の輩急いで汲み出せども及ばず、上帝これを救わんとて、蛇に
黠智
(
かっち
)
を授けたから
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
黠
漢検1級
部首:⿊
18画
智
漢検準1級
部首:⽇
12画
“黠”で始まる語句
黠
黠児
黠虜
黠計
黠豪