“かっち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カッチ
語句割合
黠智60.0%
川内20.0%
猾智20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて予の考うるは右の諸因のほかに兎が黠智かっちに富むのもまた悪獣と見られた一理由だろ。
信州で水内みのちといい、奥州で川内かっちといったのも、つまりは小野のほぼ独立したものであった。あるいはまたカマチと呼ぶ地方もある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
しかして智識なきの性格は、俗儒ぞくじゅのいわゆる君子というべき、愚直すなきの国民を造るの恐れはありまするが、性格なきの智識は国民をして猾智かっち譎詐きっさを事とし、上下こもごも利をむさぼって
国民教育の複本位 (新字新仮名) / 大隈重信(著)