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譬
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たとふ
ふりがな文庫
“
譬
(
たとふ
)” の例文
飽
(
あく
)
まで
欺
(
あざむ
)
く長庵が
佞辯
(
ねいべん
)
奸智
(
かんち
)
極惡
(
ごくあく
)
は
譬
(
たとふ
)
るに物なしと後にぞ思ひ知られけり十兵衞は
兄
(
あに
)
長庵が
巧
(
たく
)
みのありとは少しも知らず
然樣
(
さやう
)
ならば
頂戴
(
いたゞき
)
ますと
己
(
おの
)
れが出たる三兩を再び
胴卷
(
どうまき
)
の金と一
緒
(
しよ
)
に
仕舞込
(
しまひこむ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
以て此事早速
裁許
(
さいきよ
)
に相成り其上大岡殿の
當意即妙
(
たういそくめう
)
七右衞門娘の悦び
譬
(
たとふ
)
るにものなしと此頃此儀
專
(
もつぱ
)
ら評しけるとかや彼番頭久兵衞は己が盜みし金を大橋文右衞門へ言掛り此七右衞門は己が
落
(
おと
)
せし金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
仰せ付けられ八代將軍吉宗公
上覽
(
じやうらん
)
有し處後藤に敵する者一人もなく皆々
打負
(
うちまけ
)
ければ將軍家
殊
(
こと
)
の外御賞美有て新知二百石下し置れ御旗本に
御取立
(
おとりたて
)
相成ければ半四郎の
喜
(
よろこ
)
び
譬
(
たとふ
)
るにものなく是より後藤喜三郎秀國と改名して
忠勤
(
ちうきん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
譬
漢検1級
部首:⾔
20画
“譬”を含む語句
譬喩
譬話
譬噺
譬喩的
譬喩品
彼譬諭
法句譬喩経
譬喩歌
譬喩経
譬喩談
譬如北辰
譬諭
譬諭経
雑譬喩