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諸足
ふりがな文庫
“諸足”の読み方と例文
読み方
割合
もろあし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もろあし
(逆引き)
走り出して七、八間、あッと筒抜けの声が夕暗を流れたかと思うと、
男女
(
ふたり
)
の姿は、地に張られていた一本の繩に
諸足
(
もろあし
)
を
拯
(
すく
)
われて
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、木蔭から
徒歩
(
かち
)
の若武者が、太刀を振ってあらわれ出たが、真っ先に進んだ敵の一騎の、馬の
諸足
(
もろあし
)
薙
(
な
)
いで仆し、落ちるところを討って取り、つづいて十数人を討ちとった。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
さっと、飛び
退
(
の
)
いた金右衛門が、
豹
(
ひょう
)
のごとく身を屈したのは、向うみずな次郎が飛びこんでくるところを、抜いて、その
諸足
(
もろあし
)
を払わんとした用意にちがいありません。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
諸足(もろあし)の例文をもっと
(7作品)
見る
諸
常用漢字
小6
部首:⾔
15画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
“諸”で始まる語句
諸
諸共
諸手
諸声
諸君
諸人
諸方
諸々
諸国
諸肌
“諸足”のふりがなが多い著者
吉川英治
国枝史郎