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訓
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いまし
ふりがな文庫
“
訓
(
いまし
)” の例文
亡き父の
訓
(
いまし
)
めで、お露との恋は避けてはいたが、それはただ
表面
(
おもてむき
)
だけで、彼の内心は昔と変らず彼女恋しさに充ち充ちていた。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
けれど十万の
大退口
(
おおのきぐち
)
を、どうとるか、由来、前進はやすく、後退は難しい、と兵家も
訓
(
いまし
)
めている。——まちがえば、全軍
殲滅
(
せんめつ
)
の憂き目に遭う。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ともかわいく思いながら
訓
(
いまし
)
めもした。昔は何も深く考えることができずに、あの騒ぎのあった時も恥知らずに平気で父に対していたと思い出すだけでも胸がふさがるように雲井の雁は思った。
源氏物語:26 常夏
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
これが小林さんの言葉でつまり小林さんは大多忙の時間を僕のために裂いて、わざわざ僕を
訓
(
いまし
)
められたのであった。
今昔茶話
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
と、左門は
訓
(
いまし
)
めるように云った。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“訓”の意味
《名詞》
漢字を和語で読んだもの。訓読み。
(出典:Wiktionary)
訓
常用漢字
小4
部首:⾔
10画
“訓”を含む語句
教訓
訓言
訓導
訓戒
庭訓
訓誡
訓練
訓示
和訓栞
訓誨
垂訓
戯場訓蒙図彙
訓詁
十訓抄
乙訓
庭訓往来
女庭訓
和訓
古訓
訓諭
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