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言伝
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ことづか
ふりがな文庫
“
言伝
(
ことづか
)” の例文
旧字:
言傳
「御城下の盛り場に
唐人小路
(
とうじんこうじ
)
というところがある。そこで
明日
(
あした
)
から小屋
開
(
びら
)
きになる
曲独楽
(
きょくごま
)
の
嵐粂吉
(
あらしくめきち
)
という太夫さんから
言伝
(
ことづか
)
って来たんだが……」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まるで岸野から
言伝
(
ことづか
)
って来たようだった。——小作人は「罪人」と云われると、背中がゾッとした。
不在地主
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
言伝
(
ことづか
)
つた手紙を、樽の上へそつと置き、小石を重石代りに乗つけて、又船を川中へ押しやろうとすると、河原について、瀬が浅いので、がりがり言ふばかりで、動かない
天竜川
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
「詳しいことは存じませぬが、手前は川の向うで
言伝
(
ことづか
)
りましてござんす。……どうぞお乗りを」
深夜の市長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
... 蔵めてある銀の塔がある。それはかつてインドのダンマパーラ居士がチベットの法王に上げてくれろと言って
言伝
(
ことづか
)
って参ったものであるからこれだけは取らんでくれ」というと
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
伝
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
“言”で始まる語句
言
言葉
言語
言下
言上
言草
言訳
言問
言出
言句