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観念
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くわんねん
ふりがな文庫
“
観念
(
くわんねん
)” の例文
旧字:
觀念
そのほかに
殆
(
ほとん
)
ど
人影
(
ひとかげ
)
を
見
(
み
)
なかつたといつても
可
(
よ
)
い。——あんなのが「
飲
(
の
)
ましやい。」であらうと
観念
(
くわんねん
)
したのであつたから。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
心細
(
こゝろぼそ
)
さは
申
(
もを
)
すまでもなかつたが、
卑怯
(
ひけふ
)
な
様
(
やう
)
でも
修業
(
しゆげふ
)
の
積
(
つ
)
まぬ
身
(
み
)
には、
恁云
(
かうい
)
ふ
暗
(
くら
)
い
処
(
ところ
)
の
方
(
はう
)
が
却
(
かへ
)
つて
観念
(
くわんねん
)
に
便
(
たより
)
が
宜
(
よ
)
い。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“観念”の解説
観念(かんねん、en: idea、el: ιδέα)は、プラトンに由来する語「イデア」の近世哲学以降の用法に対する訳語で、何かあるものに関するひとまとまりの意識内容のこと。元来は仏教用語。
「イデア」は、何かあるものに関するひとまとまりの意識内容を指し、デカルトによって近世哲学的な意味で再導入された。
(出典:Wikipedia)
観
常用漢字
小4
部首:⾒
18画
念
常用漢字
小4
部首:⼼
8画
“観念”で始まる語句
観念界
観念的
観念修行