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見懸
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みかけ
ふりがな文庫
“
見懸
(
みかけ
)” の例文
双
(
なら
)
ぶるものなき
劔術
(
けんじゆつ
)
の大先生なり其上
見懸
(
みかけ
)
に依ず
慈悲
(
じひ
)
深
(
ふか
)
い御人にて金銀に少しも目を懸ず
若
(
もし
)
貧窮者
(
ひんきうもの
)
や病人のある時は
醫者
(
いしや
)
に懸て下されたり金銀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
もとの家老とかの
屋敷
(
やしき
)
を買い入れて、そのまま開業したという話だが、なるほど
見懸
(
みかけ
)
からして
厳
(
いか
)
めしい構えだ。家老の屋敷が料理屋になるのは、
陣羽織
(
じんばおり
)
を
縫
(
ぬ
)
い直して、
胴着
(
どうぎ
)
にする様なものだ。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「ウン、
見懸
(
みかけ
)
だけは穏かだなァ……」
空襲警報
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
見懸
(
みかけ
)
られざりしや
後
(
あと
)
の宿にて
慥
(
たしか
)
に昨日の
晝頃
(
ひるごろ
)
に通りしと
聞
(
きけ
)
り
若
(
もし
)
見當り玉はゞ
教
(
をしへ
)
玉はれといふに善六は
件
(
くだん
)
の小袖を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
“見懸”で始まる語句
見懸人