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見懸
ふりがな文庫
“見懸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みか
72.7%
みかけ
27.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みか
(逆引き)
ヤナツについていってみると、なるほど微小人間が四五百人も集っている
洞穴
(
どうけつ
)
があった。彼等は私を
見懸
(
みか
)
けて別にさわぐでもなかった。
最小人間の怪:――人類のあとを継ぐもの――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「へえ、不思議なもんですね。あのうらなり君が、そんな
艶福
(
えんぷく
)
のある男とは思わなかった。人は
見懸
(
みか
)
けによらない者だな。ちっと気を付けよう」
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
見懸(みか)の例文をもっと
(8作品)
見る
みかけ
(逆引き)
双
(
なら
)
ぶるものなき
劔術
(
けんじゆつ
)
の大先生なり其上
見懸
(
みかけ
)
に依ず
慈悲
(
じひ
)
深
(
ふか
)
い御人にて金銀に少しも目を懸ず
若
(
もし
)
貧窮者
(
ひんきうもの
)
や病人のある時は
醫者
(
いしや
)
に懸て下されたり金銀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
もとの家老とかの
屋敷
(
やしき
)
を買い入れて、そのまま開業したという話だが、なるほど
見懸
(
みかけ
)
からして
厳
(
いか
)
めしい構えだ。家老の屋敷が料理屋になるのは、
陣羽織
(
じんばおり
)
を
縫
(
ぬ
)
い直して、
胴着
(
どうぎ
)
にする様なものだ。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
見懸(みかけ)の例文をもっと
(3作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
“見懸”で始まる語句
見懸人
検索の候補
見懸人
“見懸”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
作者不詳
泉鏡太郎
海野十三
泉鏡花
夏目漱石