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見亘
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みわた
ふりがな文庫
“
見亘
(
みわた
)” の例文
お勢は
大榎
(
おおえのき
)
の
根方
(
ねがた
)
の所で立止まり、
翳
(
さ
)
していた
蝙蝠傘
(
こうもりがさ
)
をつぼめてズイと一通り
四辺
(
あたり
)
を
見亘
(
みわた
)
し、
嫣然
(
えんぜん
)
一笑しながら昇の顔を
窺
(
のぞ
)
き込んで、唐突に
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
お政は菊細工には
甚
(
はなは
)
だ冷淡なもので、唯「綺麗だことネー」ト云ッてツラリと
見亘
(
みわた
)
すのみ。さして眼を
注
(
と
)
める様子もないが、その代りお勢と同年配頃の娘に逢えば、
叮嚀
(
ていねい
)
にその
顔貌風姿
(
かおかたち
)
を
研窮
(
けんきゅう
)
する。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
亘
漢検準1級
部首:⼆
6画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当