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要垣
ふりがな文庫
“要垣”の読み方と例文
読み方
割合
かなめがき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かなめがき
(逆引き)
私はそのとき
要垣
(
かなめがき
)
の朱い葉を二つ三つ
千切
(
ちぎ
)
った。その深い茜に近い朱色な葉ッ葉のなかにも、彼女の皮膚の一部を想像することができたからである。
性に眼覚める頃
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
要垣
(
かなめがき
)
の
緑葉
(
みどりば
)
に
囲
(
かこま
)
れた墓があるかと思ふと、深い
苔蘚
(
こけ
)
に封じられた墓が現はれて来た。新しい墓もあれば、古い墓もある。或は五輪塔型、或は多宝塔型、其他いろ/\な型がある。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
田畝を越すと、二間幅の石ころ道、
柴垣
(
しばがき
)
、
樫垣
(
かしがき
)
、
要垣
(
かなめがき
)
、その絶え間絶え間にガラス障子、
冠木門
(
かぶきもん
)
、ガス燈と順序よく並んでいて、庭の松に霜よけの
繩
(
なわ
)
のまだ取られずについているのも見える。
少女病
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
要垣(かなめがき)の例文をもっと
(3作品)
見る
要
常用漢字
小4
部首:⾑
9画
垣
常用漢字
中学
部首:⼟
9画
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