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街樾
ふりがな文庫
“街樾”の読み方と例文
読み方
割合
なみき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なみき
(逆引き)
道幅の莫迦に廣い停車場通りの、兩側のアカシアの
街樾
(
なみき
)
は、蕭條たる秋雨に遠く/\煙つてゐる。其下を往來する人の歩みは皆靜かだ。
札幌
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
車は
月桂
(
ラウレオ
)
の
街樾
(
なみき
)
を過ぎて客舍の門に
抵
(
いた
)
りぬ。
薦巾
(
セルヰエツト
)
を
肘
(
ひぢ
)
にしたる
房奴
(
カメリエリ
)
は客を迎へて、盆栽
花卉
(
くわき
)
もて飾れる
闊
(
ひろ
)
き
階
(
きざはし
)
の
下
(
もと
)
に立てり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
只だ山を左に見て行き給はゞ、小河の流に逢ひ給はん。そは山より街道に出づる水なり。霧晴れなば、そこより
街樾
(
なみき
)
の長く續けるを見給ふならん。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
街樾(なみき)の例文をもっと
(4作品)
見る
街
常用漢字
小4
部首:⾏
12画
樾
部首:⽊
16画
“街”で始まる語句
街
街道
街路
街衢
街燈
街上
街頭
街中
街角
街々
“街樾”のふりがなが多い著者
石川啄木
ハンス・クリスチャン・アンデルセン