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螇蚸
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ばつた
ふりがな文庫
“
螇蚸
(
ばつた
)” の例文
そして南紺屋町の社へ駈けつけると、
螇蚸
(
ばつた
)
のやうに車を飛び出し、二つ三つ指図をして、やがてまたゆつたりと自動車の人となる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
すとんきような
聲
(
こゑ
)
を
出
(
だ
)
し、
螇蚸
(
ばつた
)
壓
(
おさ
)
へたり、と
云
(
い
)
ふ
手
(
て
)
つきで、
團扇
(
うちは
)
を
挾
(
はさ
)
んで、
仰向
(
あふむ
)
いた。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
小さなる
螇蚸
(
ばつた
)
のたぐひ
跳
(
は
)
ねゆきぬ
水
(
みづ
)
涸
(
か
)
れをりて白き石はら
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
わたしは小さな
螇蚸
(
ばつた
)
を
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
米
搗
(
つ
)
き
螇蚸
(
ばつた
)
未刊童謡
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
▼ もっと見る
螇蚸
(
ばつた
)
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
螇
部首:⾍
16画
蚸
部首:⾍
11画