蛇性じゃせい)” の例文
秋成の「雨月物語」は、ぼくの少年時の愛読書の一つだが、あの中でも「蛇性じゃせいいん」「菊花のちぎり」「白峯」の三篇がわけてすぐれている。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その中でも「蛇性じゃせいいん」と「青頭巾あおずきん」なんか、よく声を出して、僕に読み聞かせたものだ。
百面相役者 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
上田秋成うえだあきなりの「雨月物語うげつものがたり」のうちに「蛇性じゃせいいん」の怪談のあることはたれも知つてゐるが、これは曲亭馬琴きょくていばきんが水戸にいた人から聞いた話であるといふことで、そのおもむきがやゝ類似してゐる。
梟娘の話 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
蛇性じゃせいの人
影男 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)