“じゃせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蛇性50.0%
蛇精25.0%
邪性12.5%
邪正12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中でも「蛇性じゃせいいん」と「青頭巾あおずきん」なんか、よく声を出して、僕に読み聞かせたものだ。
百面相役者 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
政事まつりごとは事務ではないよ。簡単なるほどよろしいのだ。民の善性をたかめ、邪性じゃせいおさえる。圧えるではまだまずい。ほとんど、邪悪のさがを忘れしめる。どうじゃ、それでよろしいのじゃろう
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もっとも複雑な分子の寄って出来上った善悪とか邪正じゃせいとかいう問題になると、少々込み入った解剖かいぼうの力を借りなければ何とも申されませんが
私の個人主義 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)