“虎河豚”の読み方と例文
読み方割合
とらふぐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若布わかめのその幅六丈、長さ十五ひろのもの、百枚一巻ひとまき九千連。鮟鱇あんこう五十袋。虎河豚とらふぐ一頭。大のたこ一番ひとつがい。さて、別にまた、月のなだの桃色の枝珊瑚一株、丈八尺。
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
えりがみをつまんで、外へ持って行こうとすると、城太郎は、虎河豚とらふぐのように勃然ぼつぜんと怒って
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)