“虎御前”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とらごぜ50.0%
とらごぜん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つぶうるしのよろいを着、虎御前とらごぜの大太刀を横たえて、三軍のうちに軍師として在る日は、一ぼうに千兵をとらえ、一策に百軍を捕捉ほそくして、これに殲滅せんめつを加えてすらなお
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その戦場に在る日は、つぶうるしのあらあらとしたよろいに、虎御前とらごぜ太刀たちを横たえ
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
やはり弘法大師が池の主を済度さいどしたという、かのせせらぎ長者のつま虎御前とらごぜんの話(同上四巻三三九頁)と相似たる話をのこしている。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)