“蘇苔”の読み方と例文
読み方割合
こけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蘇苔(こけ)付きの石燈籠(どうろう)に灯がはいっていて、それがときおりまたたくのが見えた。油が少なくなったのであろう。
そして、その罰で、蘇苔(こけ)みたいに皮膚の上に厚くなる垢のやうなものが、心の底にも重つ苦しくたまつて来るのであるが、普通なら耐へられないところを、無神経を装つて鈍感でゐる。
大凶の籤 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)
その跡(あと)には早(はや)くも青々(あおあお)とした蘇苔(こけ)が隙間(すきま)なく蒸(む)して居(い)るのでした。