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蘇我
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そが
ふりがな文庫
“
蘇我
(
そが
)” の例文
是より先、
欽明
(
きんめい
)
天皇の御代に伝へられた仏教に就いて、崇仏派の
蘇我
(
そが
)
氏と
排仏
(
はいぶつ
)
派の
物部
(
もののべ
)
氏、
中臣
(
なかとみ
)
氏との間に凄じい争闘が展開した
*
。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
蘇我
(
そが
)
家の
擅権
(
せんけん
)
と陰謀は、度かさなる流血の惨事をもたらしたのであったが、摂政の位につかれて後は、しばらくはこの争いもおさまったようにみえる。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
この天皇は
蘇我
(
そが
)
の
稻目
(
いなめ
)
の大臣の女のオホギタシ姫と結婚してお生みになつた御子はタメの王お一方です。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
物部氏は正史には
大連
(
おおむらじ
)
とあり、大臣は
蘇我
(
そが
)
氏に限るが、この蘇我氏の中には、物部氏滅亡後その遺産をそっくりもらって物部大臣と称した蘇我氏の一人が実在しているのである。
安吾史譚:02 道鏡童子
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
それは、
物部
(
もののべ
)
の大族と、
蘇我
(
そが
)
の大族との抗争であった。
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
▼ もっと見る
下総千葉郡
蘇我
(
そが
)
町大字小花輪字中峠
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
蘇我
(
そが
)
一族はまもなく
中大兄皇子
(
なかのおおえのおうじ
)
と
藤原鎌足
(
ふじわらのかまたり
)
によって滅ぼされ、天智天皇大化改新を断行されて、わが国家がはじめて諸制度を整えたことは史に明らかである。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
蘇我
(
そが
)
・
物部
(
もののべ
)
両族の争いにとどまらず、
穴穂部皇子
(
あなほべのおうじ
)
や
宅部皇子
(
やかべのおうじ
)
の悲しむべき最期があり、物部氏の滅亡についで、
遂
(
つい
)
には
崇峻
(
すしゅん
)
天皇に対する
馬子
(
うまこ
)
等の大逆すら起っている。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
蘇
漢検準1級
部首:⾋
19画
我
常用漢字
小6
部首:⼽
7画
“蘇我”で始まる語句
蘇我臣
蘇我入鹿
蘇我馬子
蘇我煙草
蘇我赤兄
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蘇我赤兄臣