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蘆笛
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あしぶえ
ふりがな文庫
“
蘆笛
(
あしぶえ
)” の例文
エイリルはむかしケリルがエマルを取り返した時に吹いた
蘆笛
(
あしぶえ
)
をとり出してケリルの上に老年を吹いた。ケリルは髪もしろくなって
楡
(
にれ
)
の葉のようにかれがれになった。
約束
(新字新仮名)
/
フィオナ・マクラウド
(著)
不思議にも、その偉大さとその
滑稽
(
こっけい
)
さとは親しく隣合い、その威厳はその
戯言
(
ざれごと
)
から少しも乱さるることなく、同じ一つの口が、今日は最後の審判のラッパを吹き、明日は
蘆笛
(
あしぶえ
)
を吹き得るのである。
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
車の
轟
(
とどろ
)
き、海のような足音、街路の聞き
馴
(
な
)
れた叫声、陶器修理者のおどけた
蘆笛
(
あしぶえ
)
の遠音、舗石の上をたたいてる土工の
金槌
(
かなづち
)
の音、噴水の気高い音楽——すべてパリーの夢の熱っぽい金色の外皮……。
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
蘆笛
(
あしぶえ
)
の
管
(
くだ
)
の
簧
(
した
)
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
蘆
漢検1級
部首:⾋
19画
笛
常用漢字
小3
部首:⽵
11画
“蘆”で始まる語句
蘆
蘆荻
蘆屋
蘆間
蘆原
蘆毛
蘆花
蘆薈
蘆垣
蘆葦茅草