“あしぶえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蘆笛50.0%
葦笛25.0%
芦笛25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不思議にも、その偉大さとその滑稽こっけいさとは親しく隣合い、その威厳はその戯言ざれごとから少しも乱さるることなく、同じ一つの口が、今日は最後の審判のラッパを吹き、明日は蘆笛あしぶえを吹き得るのである。
彼は一瞬考えて、それから、眼をきらきらさせ、まんざら悪くない声で、といっても、ときに裏声になって、裂けた葦笛あしぶえの音のようになったが、面白い昔のうたをうたいだした。
大池の側の五点形の輪遊び場で一勝負し、ディオゼーヌの塔に上り、セーヴル橋で菓子をけてたまころがしをし、プュトウで花を摘み、ヌイイーで芦笛あしぶえを買い、いたる所でリンゴ菓子を食い