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藁小屋
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わらごや
ふりがな文庫
“
藁小屋
(
わらごや
)” の例文
供についていた三浦荒次郎義澄は旅装も解かず、裏の
藁小屋
(
わらごや
)
の柱に
倚
(
よ
)
りかかったまま、
不寝番
(
ねずのばん
)
していたので、すぐ駈け出して見た。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
通った婚礼がどこへ行ったか調べたって、なかなかわかるもんじゃないよ。
藁小屋
(
わらごや
)
の中に落ちた針をさがすようなもんだ。わかりっこないよ。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
丁度道ばたに
藁小屋
(
わらごや
)
がありましたので、みなその中へ
駈
(
か
)
けこみました。雷は鳴りひゞく、
電
(
いなづま
)
はピカリ/\とひらめく、大へんな空もやうになりました。
狐に化された話
(新字旧仮名)
/
土田耕平
(著)
さすがに私もいままで、この事だけは恥かしくて言いかねていたのですが、数枝さん、私たちは小さい時に、あなたの家の
藁小屋
(
わらごや
)
の藁にもぐって遊んだ事がありました。
冬の花火
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
道路工夫の
藁小屋
(
わらごや
)
に戻って間もなく、彼がひどく心を動かされたことというのは、次のような事柄だった。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
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提燈
(
ちょうちん
)
や棒が駈け集まってみると——朱実はしどけない姿を農家の
藁小屋
(
わらごや
)
らしい陰に
曝
(
さら
)
していた。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
藁
漢検準1級
部首:⾋
17画
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“藁”で始まる語句
藁
藁草履
藁葺
藁屋
藁屑
藁屋根
藁沓
藁束
藁苞
藁人形