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蓙
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むしろ
ふりがな文庫
“
蓙
(
むしろ
)” の例文
そのとき、寝床の下の
蓙
(
むしろ
)
の上に、ポツンと赤黒い血の痕がついているのを発見して、彼は驚愕を二倍にした。
棺桶の花嫁
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
夜は縁日の夜店のかんてらの油煙にむせながら、
蓙
(
むしろ
)
の上の古雜誌を端から端迄順々に探し求めた。
貝殻追放:011 購書美談
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
姿
(
すがた
)
かたちは、だれともわからぬけれど、やはり蛾次郎と同じように、
土台柱
(
どだいばしら
)
のしたへ一枚の
蓙
(
むしろ
)
をしき、そこへじッと身をかがめたまま、しきりに、
器
(
うつわ
)
の水へ
布
(
ぬの
)
をひたして、目を
洗
(
あら
)
っているらしい。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“蓙(ござ)”の解説
ござ(茣蓙、蓙)は、草茎を織ることによって作られた敷物。一般にはイグサで織ったものを指す。構造は畳表とほぼ同じ。
(出典:Wikipedia)
蓙
漢検1級
部首:⾋
13画
“蓙”を含む語句
茣蓙
荒蓙
花蓙
蓙掛
盆茣蓙
着茣蓙
盆蓙
呉蓙
比翼蓙
胡蓙
花茣蓙
藁蓙
青蓙
蓙打
豊島茣蓙
蓙巻
蒲蓙
華蓙
円蓙
茣蓙敷
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