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胡蓙
ふりがな文庫
“胡蓙”の読み方と例文
読み方
割合
ござ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ござ
(逆引き)
お高は引抽の中の
衣服
(
きもの
)
を手早く
胡蓙
(
ござ
)
の上へ出して、傍の渋紙包を解き、その中の
畳
(
たた
)
んで二つにしてあるのを延ばし延ばし
引抽
(
ひきだし
)
の中へ入れた。平吉は主婦の
詞
(
ことば
)
を待っていた。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
平吉は傍の長櫃の上に重ねた蒲団の一枚を
執
(
と
)
った。お高は渋紙包を持って
起
(
た
)
ち、それを傍の
具足櫃
(
ぐそくびつ
)
の上へおいた。平吉はそこで蒲団の萌黄の裏を上にして
胡蓙
(
ござ
)
の上へ敷いた。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
裁縫師は娘を上へあげて、
胡蓙
(
ござ
)
の中に包んであった彼の衣服を
執
(
と
)
って見せた。すると娘は
娘の生霊
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
胡蓙(ござ)の例文をもっと
(2作品)
見る
胡
漢検準1級
部首:⾁
9画
蓙
漢検1級
部首:⾋
13画
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