“葛饅頭”の読み方と例文
読み方割合
くずまんじゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
葛饅頭くずまんじゅうだつた。母は血相かへて(と少年の眼にはうつつた)、いきなりその葛饅頭を、流しの下の土間へ、紙ごと投げこんでしまつた。むざんにぐちやりと潰れるのを、少年の眼は見た。
少年 (新字旧仮名) / 神西清(著)
あめの湯、かんとう焼、白玉焼、葛饅頭くずまんじゅうあわの餅。
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)