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ちゃくしゅ
ふりがな文庫
“
著手
(
ちゃくしゅ
)” の例文
洪
(
こう
)
君! われわれは
著手
(
ちゃくしゅ
)
しよう。しかし彼は結局
No
(
ノー
)
と言った。これは洋語だからお前達には分らない。そうでなければもっと早く成功したんだぞ。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
「わかもと」の主人長尾
欽弥
(
きんや
)
君がそこへ入って、製薬に
著手
(
ちゃくしゅ
)
した時には、貧乏のどん底であったが、
忽
(
たちま
)
ちめきめきと発展を遂げたので、狭くはあるし、寺の中にいるのも
厭
(
いや
)
だから
商売の繁昌する家
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
家主
(
いえぬし
)
の
植長
(
うえちょう
)
がどこからか買い集めて来てくれた家具の一つの
唐机
(
とうづくえ
)
に向って、その書いて見るということに
著手
(
ちゃくしゅ
)
しようとして見たが、頭次第だと云う頭が、どうも空虚で、何を書いて
好
(
い
)
いか分らない。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「そうして幾人は已に起き上った。君が
著手
(
ちゃくしゅ
)
しなければ、この鉄部屋の希望を壊したといわれても仕方がない」
「吶喊」原序
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
この例外の第二に依って、阿Qが米搗きに
著手
(
ちゃくしゅ
)
する前に台所で煙草を吸っていたのだ。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
“著手”の意味
《名詞》
著 手(ちゃくしゅ)
犯罪の遂行に直接関係ある行為を開始すること。
(出典:Wiktionary)
著
常用漢字
小6
部首:⾋
11画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“著”で始まる語句
著
著物
著名
著者
著述
著書
著々
著作
著聞集
著替